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【漫画感想】ワールドトリガー 第259話「遠征選抜試験Ⅱ②」

ワールドトリガー/葦原大介/集英社

 ジャンプSQ.2026年1月号掲載。

 ワールドトリガー 第259話「遠征選抜試験Ⅱ②」の感想です。

 

【以下ネタバレ注意!】

 

前話の感想

gurimega.hatenablog.com

 

過去感想リンク

gurimega.hatenablog.com

 

目次

 

予告

 

REBOOTとは!?

 12月1日、突如投下された意味深すぎる「REBOOT」情報。

 大きな衝撃が走りました。

 それとともに虎ノ門などどうやら「門」とつく都内3か所の駅に宣伝看板が設置されたらしいとの情報も(あいかわらずワートリ宣伝部は心憎い演出をしてくれます)。

 はたしてこれが意味するものは!?と界隈がざわつき、みなさん様々な予想を立て沸騰した様子でしたが、いざその12月4日が到来する!

 

 

 アニメ・ワールドトリガーREBOOTプロジェクト、始動! というメッセージのみでまだまだ具体的なことは何もわからず、詳細はジャンプフェスタを待つしかないのでありました。

 いやー、これは否が応でも期待が膨らんじゃいますねー!

 一体何なのか。

 普通にアニメ第4期ならリブートプロジェクトとまでは銘打たない気がなんとなくしますし。

 劇場版なのか、それとも1期からアニメをリメイクするのか。

 リメイクするとしたらTVシリーズなのか、それとも劇場版で3部作くらいで流してくれたりするのか。

 いろいろと想像が膨らみます。

 ティザーイラストの遊真が黒トリガーの姿なので、おそらく4期閉鎖試験編と言うことはなさそうな雰囲気ですし、なんとなく最初に遊真がトリガーオンをした第一話の場面なんじゃないかという感じがするので、もしかしたらこれは1期リメイクなのではないかなという気がするんですけどねー。

 いやいや、まだまだ決めつけちゃうのは気が早い。

 ともかくジャンプフェスタの情報を待ちましょう。

 どんなものでも新作アニメをやってくれるという、ただただそれだけで最高に嬉しいです!

 

発売!

https://x.com/JUMP_SQ/status/1998672793840529876

 

巻頭カラー!

 

 巻頭カラーでA級隊長たちが揃い踏み!

 しかもこの「戦え。そして証明しろ。」のフレーズは以前のB級隊長たち揃い踏みの巻頭カラーと同じフレーズじゃないですか!

 あのときはB級の隊長たちに向けて「戦え」「証明しろ」と言っているニュアンスだったのが、今度はA級の隊長たちが臨時部隊全員に向かって言っているかのようなニュアンスに見えて、あたかも同じセリフで対の構図になっているようで実にアツイ。

 

 それにしてもほんっとやばいなA級部隊。

 このなかの一部隊ですら倒せるイメージが沸いてこないんですけども(笑)。

 

 ところで草壁隊長、腰にアサルトライフルっぽい銃トリガーを装備してるじゃないですか。

 やっぱりオペレーターもしっかり武装できるということみたいですね。

 ほかのみんながどんな武装をしているのか気になるぞ。

 

地の利とその意味

 戦場ステージはどうやらA級が普段使っているランク戦の全ステージがまるっと含まれた地形。

 ということは、A級にとっては勝手知ったる庭となり、A級にかなり地の利があることになりますねー。

 個々の戦闘力にプラスして地の利までA級にあるとは、予想以上に厳しい戦いだ。

 

 そしてまた、今回の戦場が近界ではなく玄界が舞台なのも、そういう意味合いがあったのかと納得。

 A級にとってはこれは防衛線であり、臨時部隊にとっては未知の世界に踏み込む遠征でもあるわけだ。

 ほんっとこの上層部の運営はいくつもの意図を低コストで実現しちゃうのが上手い。

 

別役太一のトリオン兵講座

 合流した太一が教えてくれるトリオン兵の使い方。

 内部通話でもいいし考えるだけでも命令できるってめちゃめちゃ便利。

 というかどういうプログラムで動いているんだろう。すごい高性能な理解力してるじゃないですか。

 けっこうアバウトな命令のしかたでもやってくれそうな感じですし、技術的にかなり高度なことをやっている気がするんですが、それもまたトリオン技術なんですかね?

 さすが鬼怒田さんたちボーダーのエンジニアですわ。

 

 そして太一、騎乗用トリオン兵をオペさんたち用に配布して回ってた。

 めっちゃナイスじゃんそれ~。

 攻撃は捨ててシールドとジャミングだけ持っているというところもナイス。

 いい仕事をしてくれますわー。

 

太一の成長ぶりよ!

 それにしても太一くん、ほんと変わりましたね~。

 あまり接点のなかった修でもそれを感じた風なのが嬉しかった。

 

 もちろん、太一がもともとトリオン兵分野において非常に優れた才能を持っていたというのはあるわけで、そういった才覚がこれまであまり日の目を見るチャンスに恵まれていなかっただけというのはるかもしれませんが。

 とはいえ、この今の自信に溢れた物腰、顔つきを見るにつけ、それだけじゃあないんじゃないかと思うんですよね。

 「おれ もう泣き言は言わないっす」と、「おれに期待してくれる人たちにもうしわけないんで」(28巻第243話)と宣言した、あの時から太一は実際に変わったのだと思うんですよ。

 腹をくくり、自分に自信のある部分でしっかり勝負していこうという、そういう覚悟が決まったのではないかなと思うんですよね。

 さまざまな人が成長を遂げるワールドトリガーに、うれしい成長を遂げた少年がここにもひとり……そう思います。

 

騎乗トリオン兵の使い道

 それにしても二人乗りまでできるというのは便利ですねー。

 シールドとジャミングもついているわけですから、千佳ちゃんとヒュースあたりを乗せたら小型高機動戦車のできあがりじゃないでしょうか(笑)。

 ほかにも敵の裏に回ったりする奇襲部隊を編成したりと、古寺くんにまかせればいろいろできそうです。

 小夜子ちゃんをこれで誰かがタンデムすれば、小夜子ちゃん本体を守りながら幽体偵察するのもかなり楽にできそうです。

 可能性がいろいろ広がりそうじゃないですか。

 もちろん早計は禁物ですが、太一くん、これはかなり金星相当の貢献かもしれませんよ~?

 

 またここで「戦力じゃなくて機動力を底上げする ちがう角度からの攻略……!」と、われらがオッサムが刺激を受けてるっぽいのも嬉しいですねー。

 この刺激から、またまたなにか新たな発想が生まれたりするのかも!

 

唐突に生えて来たイコさん

 さらっと会話に入って来るイコさんで笑ってしまった。

 なんでここにいるねんと(笑)。

 でもそうか、お弁当のおかずを集めてるんでした。

 

 しかしこのおかずを集めるイコさんのムーブ、何かの役に立つんじゃないのかなー。

 A級からしたらかなり予想のできない動きになりますからね。

 イコさんの位置がA級からしたら大きな死角を作るような、そんな働きをしてくれたらいいな、なんて想像します。

 

A級のA級たる移動方法

 一斉に動き始めたA級部隊。

 瞬間移動にしては違和感を覚える木虎でしたが、冬島さんの移動にしては距離が遠すぎるということでしょうか?

 冬島さんのワープはもっと短距離専門ということなんですかね?

 

 A級が用いた長距離高速移動法……それは、「ラービットに投げさせる!」。

 いやー、それは考えもしなかった!!

 たしかにトリオン体の頑丈さだったらどんなに高速でぶんなげたってダメージはないです。かなり初期のQ&Aに大気圏突入しても生きてるとか書いてありましたもんね。

 そいてラービットは、大規模侵攻編で東隊と戦った時、奥寺くんを裏拳でぶっ飛ばした勢いで家を何軒も貫通させるだけの剛腕の持ち主であることが示されています。

 なるほどその手があったかーと。

 やられてみれば簡単な答えなんだけど、なんで思いつかなかったんだろうと王子隊長が出て来ちゃいますね(笑)。

 

 それにしてもこの豪快にぶん投げられる加古隊の面白さよ。

 風圧で口が「ぼぼぼぼぼ」となっちゃう喜多川さんも面白いし、着地に失敗してゴロゴロびたーんとなっちゃうのも笑っちゃう。

 双葉ちゃんはしっかり着地成功しているのがさすがですね。

 一方意外と着地できなかったのが加古さんというのも笑っちゃった。

 オペの小早川杏さんがラービットに抱えられ陸路で来ているのは、投げた場合にノートPCが破損することをおそれたということかな?

 

 いやー、なんとも豪快な策を思いついたものです。

 太一の騎乗トリオン兵ですごい!って思わせてからの、このシンプルな発想力でそれを豪快にクリアしてくるA級の、なんというかスケール感にアッパレよとなってしまいました。

 私はせいぜいイルガーに乗って空挺部隊をやってくるんじゃ?くらいの発想しかなかったのですが、そう来たかーと。

 イルガーだと狙撃の的、対空砲火の的ですが、これほどの高速移動ならそうそう狙撃されませんしね。

 いやー、とてもシンプルでいてやってみればそれしかないって思わされる。実にワートリらしいすごい解でした。

 

A級、一点集結!

 A級は嵐山隊、片桐隊を残した全軍を南西のA1ターミナル付近に急集結させている模様(A3あたりに1部隊くらい残す可能性はあるかも?)。

 臨時部隊の動きを見てから集結場所→攻撃ポイントを決定したという感じでしょうか。

 ラービットぶん投げがあれば即座に大量戦力を移動させられますからね。

 なんだか「後の先」を取られちゃった感がします。

 ラービットぶん投げ、一体誰のアイデアなんだ。

 

 そして9部隊中の7部隊くらいが一カ所から攻めて来たとなると、数の有利を利用したい臨時部隊としてはそれ以上の数をその一点に集めなければならなくなるわけで。

 古寺隊長はここで1番隊、2番隊のみを残し、他の全部隊をT5付近に集結させる策を選択。

 やるしかないとはいえ、これ、A級の思惑に乗っちゃった形ではないですかねー。

 A級としては7部隊の攻撃で南部方面を荒らせるだけ荒らしつつ、北東方面に残った臨時隊を嵐山隊・片桐隊で狩りに来る、そういう策ではないでしょうかね。

 なんだか悪い予感がしちゃいます。

 

総指揮官はあの人!!

 そんなA級連合を指揮するのは……なんと嵐山さんでしたか!

 いやー、これはめっちゃ手ごわそうだなー!

 あの黒トリ争奪戦でも三輪・出水・米屋・当真組をしっかり策で敗退させており、その実力は折り紙付き。

 私の予想では草壁隊長が選ばれるかな?と思ったのですが、嵐山さんの方が年齢的にも上ですし、勝手な印象ですが、安定感では嵐山さんの方が手ごわそうって思っちゃいます。

 嵐山さん、BBFのデータだと指揮8もあるんですよねー。

 いやー、これはヤバイな~。

 ガロプラ戦では実現しなかった嵐山総司令の采配ぶり、じっくり見せて欲しいですね。

 

神出鬼没のイコさんよ

 そしてラストはまたも現れるイコさん(笑)。

 どういう神出鬼没ぶりか。

 今度はどうやら太一の騎乗用トリオン兵に葉子ちゃんとふたりのりで乗って来たみたいですが、やっぱりかなり便利そうですね、この騎乗用。

 イコさんはお弁当目的ですが、葉子ちゃんは騎乗用トリオン兵を配布しに来たのかな?

 

わくわく!

 さーてさてさて、いよいよ次回は直接対決が始まりそうな雰囲気となってまいりましたが、さっそくヤバそうな空気じゃないですか。

 臨時部隊に数の有利があるはずなのに、隊の動かし方の妙でその有利をひっくりかえしそうな勢いのA級部隊。

 これに対して臨時部隊はどういう策で対応してくれるのか。

 そしてそうやって対応することもまたA級の手の平の上だったりするのか?とか。

 

 そういった全体の戦術戦も楽しみですし、個々のバトルもどういうマッチアップが組まれるのか、どんな組み合わせの顔ぶれが衝突するのかってところも楽しみですね~。

 いやー、次号が待ち遠しい!

 

 そしてそう、例のワートリREBOOTとは一体何なのかも!!!

 ますます目が離せないワートリです。