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【アニメ感想】宇宙戦艦ヤマト2

 劇場版「さらば」の次はTV版の2へ!

 

 

 

前回の感想

gurimega.hatenablog.com

 

 

 

 

あらすじ

2201年、コスモクリーナーDによって、滅亡の危機を逃れた人類は、急速な勢いで文明を復興していた。だが、宇宙の彼方より、再び脅威が迫りつつあった。星ぼしを破壊しつつ、宇宙を進撃する謎の白色彗星が、刻一刻と太陽系に接近しつつあったのだ。一方、白色彗星の到来を警告する謎のメッセージを受信した古代、相原の元ヤマトクルーは、防衛軍上層部に彗星の危険を進言するが、聞き入られない。そこで、古代はかつてのヤマトクルーを召集、防衛軍の制止を振り切りメッセージの発進源を目指しヤマトを発進させる。だが既に、侵略者の魔の手は、太陽系第11番惑星にまで及んでいた……。

 

 

【以下ネタバレ注意!】

 

 

 

 

感想

 さぁ今度はTV版宇宙戦艦ヤマト2観てゆくぞー。

 

第1話

 デスラー、1話からヤマトより早く登場。

 映画よりもガトランティスで厚遇されてる感じ。 でも家臣団たちからは絶妙に軽んじられてるっぽいw

 

 さすがTV版だ。映画よりアナライザーのセクハラ描写を入れまくる時間的余裕があるw

 

第2話

 真田「現在太陽系外15万パーセク、50万“宇宙キロ”の位置にあるんだ」

 1パーセクは実際にある単位で約3.26光年。15万パーセクは約489,000光年。

 ヤマトの独自単位「宇宙キロ」は光年とほぼ同じと見てよさそう。(と最初は思ったのですが……)

 

 地球、たった1年でめっちゃ復興したなーと思ってたらどうもそれどころじゃない。 雰囲気はどうやら高度経済成長期の物質文明批判、機械文明批判なんだな。

 たった1年で日本の戦後30年を駆け抜けてしまったのか。

 

第4話

 映画だとあっさりしてた島の苦悩描写が補強された。

 ヤマト出航をなんとしてでも阻止しようとする参謀がなんとも憎たらしいけど、人類の安全保障をあずかる巨大組織としては当然のことではあるよな~と。

 

第5話

 ヤマトの男子用小便器の使い方が分かるかと思ったのにアンドロメダが邪魔しおった。せっかくの貴重な描写をw

 

第6話

 第11番惑星。太陽系内の戦いなのに「距離11.5宇宙キロ!」とか言ってるので1宇宙キロ=1光年説は成立しなくなっちゃったw

 

スペオペとインフレ

 スペースオペラと言えばインフレが醍醐味だと思ってます。

 宇宙戦艦ヤマトは1のガミラスから2のガトランティスへとイイ感じに敵のスケールをインフレしている感が出ていて素敵です。

 あのガミラスの大マゼラン星雲がちっぽけに見えてしまうくらい巨大なアンドロメダ大銀河が出てきて、それをすっかり征服しちゃってるのが今度のガトランティス帝国なんだという迫力ですよ。

 もちろん星雲~銀河の大きさと強さは比例するとは限りませんが、でも絵的なわかりやすさというのがあります。

 

第7話

 恐怖で臣下を支配した独裁者デスラーと、豪放磊落なカリスマで引っ張る大帝ズォーダー、この二人の対比も面白いな。

 

第8話

 そういや映画で艦長になった土方さんが合流しなかったぞ。

 

第9話

 ガトランティスに栄光あれー! 1話限りのゲストキャラだったけど非常に印象的でカッコいい奴だった。

 

第10話

 ついに来た! 真田さん「たぶん、こんなこともあろうと思って」頂きましたっ!

 デスラーの「ヤマトの諸君」もそうですが、作品を代表するような有名なセリフが一作目では出てこなかったりするのが意外でした。

 

第11話

 ガミラス戦闘空母の甲板がクルリどんでん返すと砲台がズラリ出てくるのほんとかっこいい。

 

第12話

 デスラーの策にハマり、ちくわ状小惑星に磁力で縛り付けられたヤマト大ピンチ。

 テスラーコイルならぬデスラーコイルとかいうダジャレは出なかったか。デスラー総統ダジャレは嫌いだもんね。

 

森雪「艦隊まで1500宇宙キロ! 有効射程距離に入りました!」

 おいおい、つい先週あたり主砲の射程距離は10宇宙キロって言ってたじゃないか! たった数日(?)でどんだけ射程距離伸ばしてんの!w

 

 ヤマトの強さはこの圧倒的な総合火力の高さと圧倒的なタフさよなー。

 敵戦艦は主砲やミサイルが当たれば数発で撃沈できて、ヤマト自身はとことん攻撃されてダメージを受けてもボロボロになりながら何発受けても耐え切っちゃう。

 たとえ波動砲がなくても圧倒的に戦艦として性能が違うと感じさせてくれる。

 

第14話

 サーベラーの策謀にかかり捕らえられるも格の落ちないデスラー総統かっこいい。

 

 サーベラーの策略をしっかり見抜くし、あわてず騒がず堂々とした振る舞いもいい。 登場初期の傲慢でどこか足元の見えてない滑稽さの滲む独裁者っぽさが薄まり、偉大な王者っぽくなってきた。

 

第15話

 劇場版さらばだと反物質だったテレサに島が普通に触ってるように見える。こっちのテレサはごくふつうの物質でできているのか?

 

第16話

 好き好き!と感情昂ると強烈な電波発してヤマトの通信機器をぶっこわすテレサ。この子はヤバイ。

 

第17話

 テレザート星自爆攻撃!

 迸るエネルギー。破壊されるガトランティス要塞。

 ここぞとばかりに作画パワー全開だ!

 

第18話

 デスラー大脱出。ちゃんと察してくれたズォーダー大帝がデスラー艦まで送ってくれる至れり尽くせり。

 しかしここでサーベラーを処断しておくべきだったのではないかなぁ。獅子身中の虫が致命的になりそうな予感しかない。

 

第19話

 斉藤がようやく古代を信頼するの回。

 2は古代が新艦長として厄介な新兵に手を焼きリーダーとして成長する話でもある様子。

 そのため軍としての規律や階級の序列は1よりだいぶボカされた感があり、軍というより空気感は会社っぽい。会社経営に苦しむ2代目若社長のドラマという印象もあったりする。

 

第20話

 敵機動艦隊への奇襲ミッションに挑むヤマト。

 奇襲に成功しさえすれば一方的。ガトランティスもこんなものかと油断しそうになるけど、艦長の潔い自決にガトランティス人も立派な指揮官がいるのだなぁと。

 

第21話

 土方艦隊VS.ガトランティス艦隊。

 敵の火炎直撃砲なる超兵器に追い詰められるも、土星の輪という地の利で逆転する土方戦術が熱い。

 だがそんな戦術などまるで無意味にしてしまう彗星帝国大要塞の威力!

 やっぱりつええやガトランティス!

 ヤマトも爆発寸前でなかなかの絶望感。

 さすがクライマックス、盛り上がってまいりました!

 

第22話

 地球に迫るガトランティス大都市要塞はデモンストレーションとして月を破壊してみせる。

 溶解し火の玉となった月をバックに黒々と浮かんで見える大要塞の姿があまりにも強烈。

 地球市民からは恐怖の象徴として見えただろう。すごい絵だ。さすが安彦演出回。

 

 この絵はもしかすると逆シャアで太陽をバックに見えたアクシズの姿に継承されているんじゃないかとふと思った。

 

第23話

 デスラーとの決戦!

 映画と流れはほぼ同じだけど、デスラー砲を短距離ワープで躱し衝角体当たりはやっぱりゲキアツである。

 つか、島、そんな事故っぽく死ぬのか!?

 

第24話

 古代とデスラーの決闘。

 戦いを経て復讐鬼状態から解放されるデスラーの心のドラマがとてもよい。ほんと魅力的なライバルだ。

 最終戦は映画と違い地球の海が舞台か。これは意外だった。ヤマト初の地球の海中戦!

 1で復活させた海だと思えば感慨もひとしおであります。

 この海を守るのだ!

 

閃く

 スペオペヒーローズTRPGのクライマックスは定番の大艦隊戦をやりたいけども、最後の決着はやっぱり主人公艦で敵旗艦や大要塞に乗り込んで、生身の大立ち回りで決着つけたいよな~って思ってたんですが、でもどうやったらそういうのが成立させられるのか、ちょっと悩んでいたんですよね。

 で、そうかと。ヤマト2を観てわかりました。

 互いの艦隊全滅させちゃえばすんなり成立するのかw

 

第25話

 次々倒れてゆくヤマト乗組員。しかし真田さんの脚がもげたことでちょっとだけ映画とは歴史が変わった模様。ヤマトジークアクスだ。

 彗星から都市帝国へ、都市帝国から超巨大戦艦へ。幾度も姿を変えててどんどん強くなるラスボスはフリーザの先祖か。

 

第26話

 26話大団円!

 ズォーダー大帝やりたい放題!

 ヤマトへの砲撃に飽き足らず、地球まで破壊を始めるやんちゃっぷり。偉大な大帝の皮をかぶったガキ大将の素顔が現れた感があります。

 

 ヤマトが抵抗したから地球が破壊されたことになるという、やるせない罪の意識が古代を苛み、特攻を決意させたという流れ。そしてヤマト特攻まで大帝が地球破壊に夢中になってるという流れは劇場版より自然だと感じました。

 

 

まとめ

 ヤマト2、魅力的な人物が多く群像劇としても面白く、熾烈なバトルも非常に見ごたえがありました。

 

 ヤマト艦内ではとくに新登場の斉藤と古代のぶつかり合いがハラハラさせます。

 ヤマトが規律厳しい軍隊なら、上官の命令にたびたび違反する斉藤とかアッという間に懲罰房行きじゃない?って思うんですが、そうではない、熱い男の殴り合いとかで徐々にわかりあってゆくのがヤマトのやりかた。

 

 またズォーダー大帝とデスラー総統という二人の支配者も面白い対比でした。

 恐怖と傲慢で支配していたデスラーに対し、器の大きいカリスマ性で皆を引き付けるズォーダーのほうがすぐれたリーダーと最初は見えたのですが、徐々にそうではないことがわかってくる。

 こんなところで寝られるか!みたいな可愛い所もみせつつも、成長を見せるデスラーはどんどん魅力的なリーダーになっていきましたし、それに対してズォーダーは己の配下をコントロールしきれてないところが見えて来て、最後はただただ破壊を楽しむ残虐で子供じみた精神性があらわになる。

 徐々に変化してゆく二人の支配者の明暗も見所でした。

 

 そしてやっぱりヤマトですね。

 何度も何度も猛烈な攻撃を浴び、ボロボロになりながら戦うヤマトの姿にとにかくロマンを感じるシリーズだな~とあらためて。

 

 そして地球もふたたびボロボロに!

 しかし地球はあのガミラス戦での死の星からだって復帰したわけですからね。

 1年後にはまたまたケロッとしてるに違いありません!

 

 さて、次はどれを見ればいいんだっけかな?

 

(2025年4月21日~5月6日のポストより加筆修正)

 

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