
旧ヤマトを時系列で観ていくぞ!ということで、今度は劇場版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』を観る!
【以下ネタバレ】
前作の感想
あらすじ
西暦2201年。滅亡の危機を回避した地球は、繁栄を取り戻していた。宇宙戦艦ヤマト乗組員として活躍した古代進も、今では輸送船団護衛の任務に就き、森雪との結婚を控えて幸せな日々を送っていた。だが、星々を征服する白色彗星帝国が宇宙の彼方から地球に迫りつつあることをまだ誰も知らなかった。任務中に謎の通信を受信した古代は、その危機を察知。かつての仲間とともに廃艦処分となっていたヤマトで再び銀河へ飛び立つ…。(c) 東北新社/著作総監修 西﨑彰司
感想
驚異の復興力!
ガミラスとの戦いの1年後が舞台のようだけど、たったの1年で地球がすっかり復興してる!
枯れ果てていた海はまるでそんなことなどなかったかのように美しく大洋をたたえ広がって、街には壮麗な高層ビルが立ち並び、人々の営みはすっかり元に戻って栄華を誇っていることがうかがえる。
復旧と復興の時代はすでに完了し、さらには新造戦艦までできちゃってるってんだからすごすぎです。
おそらくヤマトにも使われていた、あの高速自動工場のようなものが世界中で稼働してるんじゃないかなと想像できます。
あれだけのスピードで自動で物を作れちゃう世界ですからね。ビルだってなんだってあっという間に作れちゃうのでしょう。
いやー、未来の技術は凄まじい。
このあたり、震災などの災害後の復興・復旧の遅さを経験している現代日本人からするとちょっと想像がつきにくい変貌速度なんですが、でもあの戦後の日本の凄まじいエネルギーを経験したヤマト制作陣世代にはこちらのほうがリアルな感覚だったりするのかもと思いました。
あの世代はとてつもないエネルギーで焼け野原の中から日本を作り上げてった訳ですからねー。
ヤマト発進!
ヤマト発進シーン!
TV版でも水の表現に凄くこだわりを感じたけど、さっすが劇場版はケタが違う!
圧倒的迫力! たぎる!!
ヤマト発進シーンを観ただけでけっこうな満足感を得てしまった(笑)。
男山本!
あれ、ヤマト航空隊の山本って男が出てきた。2199だとヒロインの一角だった山本ですかね?
2199のあの子は完全なオリジナルじゃなくて、元は男性だったキャラを女性にチェンジしたということだったのか。
ほんと2199は大胆なことをしているんだなー。批判もあったろうけど面白い挑戦です。
悲報!
悲報! 劇場版のワープでは森雪が脱がない!
彗星帝国の艦隊!
彗星帝国の戦艦デザインがすごくいい。めちゃかっこいい!
多弾頭砲の威力!
多弾頭砲えぐいなー! とてつもない破壊力!
クラッシャージョウのプラズマ弾を思い出す。というか表現の歴史としてはこちらが先だけどw
デスラー登場!
デスラーきたー!
けどお前それでいいのか!? お前は人の下につくような男なのか!?
「ヤマトの諸君」いただきましたー!
TV版で言わなかったからいつ言うんだろうと思ってたこの名ゼリフ、初出は「さらば」だったか~。
やっぱりデスラーだなぁ。
デスラーが出てきた瞬間、ドラマの面白さのギアが一気に上がった感ある。
デスラー艦のロボット兵ネタはここから2199に輸入されたんだ。
2199の、ガミラスがまだまったくの正体不明の段階でロボット兵を先に登場させ、次にガミラスが実は人間だと判明し驚き、最後にロボット兵を研究したことが大逆転の糸口となるアイデアは非常に良かったと思う。
アンドロメダ! 活躍と敗北!
拡散波動砲だと!?
なんッつー破壊制圧力だ!!
強いぜガトランティス!!
ガトランティスの艦隊を一網打尽にできた地球艦隊が、逆に一網打尽にされる派手派手なシーソーゲームが楽しい。
味方の地球艦隊とアンドロメダの大敗北。
本来ガッカリしなきゃいけないとこなんだろうけども、なぜか微妙にスカッとしてしまう(笑)。
なんというか、生意気でちょっとスカした優秀すぎる新人が大失敗する姿を見た先輩の気分だろうかw
ここまで積み重ねた描写でどこか、ヤマトのほうが強いやい! アンドロメダなんてヘーンだ! みたいな気分が絶妙にかきたてられてるのかもしれない。
ちょっとヒドい話なんだけど(笑)。
怒涛の全滅劇!
怒涛の散華!
次々散ってゆく乗組員たち!
ヤマト、お前全滅するのか!?
古代、艦長としてアツい演説!
TV版と同じくヤマトで最高に熱いのはこういう魂込めた演説っぷりだとつくづく思う。
しかしこの間、ずっと待ってくれてるズォーダー大帝もいいヤツだ。
ヒーローが変身するのを見守ってくれる悪役みたいな感じか。
幻の完結!
終わった!
全てを出し尽くし燃やし尽くした怒涛の崩壊劇からの古代の語り。そして男のロマンはこれだ! と言わんばかりの終わり方。見事だった!
熱い熱いクライマックス。
ヤマトのすべてをぶつけて、真っ白に燃え尽きたぜ感ある最後、堪能いたしました。
本来ヤマトはここで終わるはずだったというのもよくわかる美しい燃え尽きっぷりでありました。
「もう二度と姿を現すことはありません」と言ったのに、直後に2が発表され、以降シリーズがずっと続くことになったので、全滅しちゃったこのヤマト劇場版「さらば」はだいぶ不思議な立ち位置になってしまったのかもしれませんが、これはこれで美しい作品ではないかと。
(以上2025年4月20日のポストをもとに大幅加筆修正)
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